比較的、新しい機種である「Android One」シリーズ。この記事では「Android One」シリーズの「Android One S2」について、紹介していきます。
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Android Oneとは
Android Oneとは、Google社とメーカーが協力して開発するスマホのブランドで、いち早く最新のAndroidを利用できることがコンセプトとなっています。
端末の開発や販売までGoogle社が主導する「Nexus」シリーズとは違い、「Android One」はメーカーが工夫して独自の機能を搭載できます。
現行の「Nexus」シリーズは「Nexus5X」と「Nexus6P」ですが、大きな違いは画面の大きさくらいで、それ以外は良い意味で特徴のないシンプルな端末になっています。
その一方、「Android One」シリーズはメーカー独自の特徴により、端末ごとに使い勝手が違ってきます。
Android One S2の特徴
常に最新のAndroidを利用できる
パソコンのOSが「Windows7」→「Windows8」→「Windows10」とバージョンアップしていくように、携帯端末のOSも定期的にアップデートしています。
最新のOSが公開されると、古いOSに対応しないアプリも徐々に増えていくため、なるべく最新のOSに更新するべきです。
「Android One」シリーズでは、発売から18カ月間に最低1回以上のアップデートと、発売から最低2年間の毎月のセキュリティーアップデートを保証されています。
Googleアプリをプリインストール
それに対し、「Android One」シリーズは、頻繁に利用されるGoogleの標準アプリ中心に、利用頻度の高いアプリだけを搭載しているため、分かりやすく、使いやすいのが特長です。
落としても濡れても安心!
Android One S2のメーカーは京セラです。
京セラの携帯端末と言えば、TORQUEシリーズやDIGNOシリーズに代表されるように、高耐久をコンセプトに設計されています。
耐衝撃
高さ1.22mからの落下試験をクリア。強化ガラスと堅牢な構造で、万一落としたときも安心です。
防水・防塵
水に濡れても使える防水設計(IPX5、IPX7の防水性能)で、汚れたときも軽く洗い流せます。
また、チリやホコリを気にせず使える防塵対応で、アウトドアでも安心して使えます。
さまざまなシーンで使える
- 手が濡れてても操作ができる
- 手袋をしたままでも操作可能
- 電池が3日以上持つ
Android One S2のスペック
Android One S2のスペック | |
メーカー | 京セラ |
サイズ | 約W72×H143×D10.6mm |
重さ | 約142g |
ディスプレイ | 5.0インチ 1,280×720(HD) |
連続通話時間 | 約1,320分 |
連続待受時間 | 620時間 |
CPU | Snapdragon 425 MSM8917 1.4GHz(クアッドコア) |
メモリ(RAM) | 2GB |
ストレージ(ROM) | 16GB |
カメラ | [メイン]約1,300万画素 [サブ]約200万画素 |
対応外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
通信速度 | 受信最大112.5Mbps 送信最大37.5Mbps |
「S2」のスペックを見ると、初めてスマホを持つような方にオススメの価格を抑えたコストパフォーマンス重視の端末という印象を受けます。
Android One S2の価格
「S2」の価格はズバリ、32,400円(税込み)です!
iPhoneや高性能Android端末は軒並み8万円超と考えると、エントリーモデルとして手軽に持つなら文句ありません。
ただし、現在「S2」は分割払いが選択できません。一括払いのみとなりますので、ご注意ください。
また発売当時から価格が下がっているようです。
Android One S2の気になる点
最初に持つスマホとしては、使いやすくて壊れにくいため、初心者にオススメではありますが、気になる点が多少あります。
あくまでエントリーモデル
Android One S2はハッキリ申し上げると、最新機種としては低スペックです。
古い機種からの乗り換えならまだしも、最近の機種から「S2」に機種変更すると不満を感じる部分があるはずです。
インカメラが200万画素
「S1」のインカメラは800万画素なのに対し、「S2」はたったの200万画素しかありません。
自撮りを考えているような人は注意したほうがいいでしょう。
同じ価格の「S1」のほうがスペックが上
S1 | S2 | |
CPU | Snapdragon 430 | Snapdragon 425 |
画面 | フルHD | HD |
現在、価格が全く同じなので、「耐衝撃」の機能がいらないのであれば、「S1」を選んだほうがいいかもしれません。
まとめ
「Android One S2」の紹介をさせていただきましたが、如何でしたでしょうか。
「Android One」シリーズは他社では取り扱っていない、ワイモバイルの独自の機種です。
「Android One S2」を使いたければ、ワイモバイルに乗り換えるしかありません。
ワイモバイルは、高い通話・通信品質を低価格で提供している素晴らしいサービスなので、是非、これを機に乗り換えてみましょう!